日本でも子供の貧困が問題に

経済大国と言われている日本

日本は経済大国と言われていますが、格差があります。

お金があるところにはたくさんありますが、あまりない人も少なくありません。

特に問題になっているのが子供の貧困です。

親の収入が少ないために、食事のバランスが良くなくなったり、勉強したくても塾などに通うこともできないなど問題はたくさんあります。

親の収入が十分あれば、塾に通うだけではなく、スイミングやピアノなどたくさんの習い事に通うこともできます。

だから、とても忙しくなることも少なくありません。

1週間毎日何かの習い事をしている小学生も珍しくはありません。

しかし、親の収入が少なければ習い事どころではありません。

塾に通っているかいないかによって学力にどうしても差が出てしまうでしょう。

実際に調査で親の収入によって学力に差が出ることが証明されています。

やる気があっても環境が整っていなければ学力が上がらないのは大変な問題です。

これを改善しなくてはなりません。

親の収入に左右されずに勉強の機会を子供に与えなくてはならないのですが、予算の問題が出てしまうために簡単には解決できません。

学校の授業だけではどうしても塾に通っている生徒と差が出てしまうのが現実です。

自治体ごとにこの問題に取り組んでいることもあるようですが、なかなか親の収入の格差と子供の学力問題は解決していません。

食事の問題もある

勉強も問題ですが、食事の問題もあります。

親の収入が少なければそれだけ食費に回すだけのお金がありません。

だから、朝食を食べないで学校に来る生徒もいます。

給食だけが頼りという家庭もあると言われています。

成長期に十分な栄養を摂取できなくなれば、体に何らかの問題が生じる可能性もあります

成長期だからこそしっかりと栄養補給しなくてはなりません。

子供食堂が日本全国に登場しています。

かなり安く夕食が食べられるという食堂です。

場所によっても料金が違うのですが、かなり助かっているという人がたくさんいます。

親が忙しくて食事を作ることさえ難しい家庭もあります。

いくつもの仕事をかけ持っている親もいますから、安くて栄養豊富な食事を親子で食べられるのは大事なことです。

日本ユニセフ他ボランティアの力で運営されていることもあり、かなり経営は苦しいところが多いです。

だから、毎日開店しているわけではなく、週に1回だけ行うところが大半です。

ただ、ここに来ればたくさんの人がいるので、子供が遊んだり勉強を周りの人に教えてもらえるなどとても大事な交流の場となっています。

 

日本ユニセフの活動内容