なんとなく疲れやすいと感じていた時に、酵素ドリンクが体にいいと耳にして、インターネットで購入をしました。
毎日仕事をして家事もしての繰り返しの日ではありますが、疲れがなかなか抜けなくて、病院へ行くことも考えたものの、健康食品等をとってみるのもいいという、軽い感覚で飲もうと思いました。
口コミなどを見ていても、ゆっくりと良い変化を感じる人が多いようですし、体が少しでも楽になればいいという、淡い期待で飲み始めたのです。
自宅に届いた瓶を開封して、付属の小さなコップにドリンクをそそいでみると、ドロドロとした見た目ではありますが、1回に飲む量は少なくていいので、無理なく続けられそうと感じました。
実際にストレートで口にしてみると、甘みがあって美味しいジュースのようです。
いろいろなメーカーが、酵素ドリンクを販売していた中でも、飲みやすそうな甘さがあるタイプを選んだのですが、それは正解でした。
そのままでも甘くて飲みやすいですが、何かと混ぜてもいいとあったので、近くのスーパーで炭酸水を買ってきて、炭酸水で割って飲んでみたのです。
砂糖が入っていない炭酸水で割ったのですが、これがかなり美味しかったです。
炭酸のはじける感じと、酵素の甘い味わいが絡み合いなんともスイートで刺激のある、美味しい炭酸飲料の出来上がりです。
こんなに美味しいのに健康にいいなんて、これは続けられると、改めて確信をしたのです。
でも炭酸水だけだと飽きそうだったので、ほかにも試して見ることにしました。
普通にミネラルウオーターで割って飲むこともありますし、豆乳やミルクとわることもあります。
もともとの目的がダイエットではなく、疲労感リセットのけん項目的なので、カロリーはそれほど気にしないで、いかに美味しく飲んで続けやすいかを、工夫しながら飲むのが楽しいのです。
酵素は短期的に飲むのではなく、長期的に飲んでこそ効果を発揮するので、そこをポイントとして、とにかくおいしく飲むのが1番いいと感じます。
なぜ酵素がこんなに人気があるのか気になって、少し調べてみたのですが、人間の体内には本来は十分な酵素があるのだそうです。
極端に言えば酵素があるから人間は健康に生存をしていて、酵素がなくなると不調が現れ始めてしまうという、なかなかショッキングな内容を目にはしたものの、改めて人間には酵素が必須と知ったのでした。
これまでの食生活を思い返してみても、忙しいを理由にしてかなり乱れた食事をするようになっていました。
現代は男女問わず働く時代ですし、働かないと生活はやってはいけないのが、一般の日本人の家庭というものです。
だから毎日男女問わず仕事をして、とにかく忙しいわけです。
そんな忙しい人間のひとりでありましたので、疲れてはいるものの、だからといって食事の栄養をすごく考えることはなかったです。
酵素を飲むようになってからは、その点が落とし穴であったように思えてならないのです。
忙しいを理由にすれば、食事を疎かにしても構わないという、自分への甘えがあったように感じます。
食事がきちんとしていると、人間の体は結構頑張りがきくものです。
でも今までの自分の食事を考えてみると、社会人になってからは収入もあるので、自分で食事をきちんと作るよりも、収入があるので自分で作るというのは少なくなっていました。
冷凍食品に加工食品、レトルト食品にコンビニ弁当は日常の食事ですし、コンビニでは必ずお菓子や菓子パンも買って食べます。
飲み物は砂糖たっぷりの清涼飲料水を、水の代わりに飲んでいましたし、コーヒーにはたっぷりの砂糖を入れないと、飲んだ気にはならないのですから、もはや始末に負えない状態です。
新鮮なお野菜を食べる機会など、ほとんどなくなっていましたし、旬の野菜や魚などを口にしたのは、もはやいつのことだったかもわかりません。
忙しい時には、菓子パンにチョコレート、アイスクリームに清涼飲料水が、食事の代わりになっていたのですから、疲れは仕事ではなく過剰な砂糖と炭水化物、粗悪な油に食品添加物にあると、今になって思い直すとやっとわかりました。
圧倒的に野菜も足りないのですから、酵素などは全く体には不足の状態だったのです。
チョコレートや菓子パンなど、甘いものをたくさん食べていると、その時はとても幸せな気持ちになりますが、そのあとでなぜか気持ちがやけに落ち込むのです。
そして慢性的な倦怠感を感じて、だるくて仕方がなくなるという、その繰り返しでしたから、体の内側の声を聞くのはとても大切なことです。
酵素ドリンクを飲むようになってから、少しずつ食生活も変えていくように努力をしました。
朝は甘い菓子パンだったのをやめて、酵素ドリンクを飲んで軽久遠野菜を食べます。
昼は玄米と野菜や大豆などを入れたお弁当を持参して、夜は和食を心がけています。
酵素ドリンクを飲みながら、食事も変えていくと、数ヶ月でだるい体とは、すっかり決別をしていたのです。