黄ニキビを自分で治すには

ニキビは病院で治療してもらうこともできますが、そこまでしたくない。
まずは自分で何らかの治療法や対策を試してみたいと思われる方も多くいらっしゃるでしょう。

いろいろな治療方法や対策がありますが、それらによって改善がなされないとなれば、最後は病院の皮膚科を受診するつもりでいておいたほうがいいでしょう。

まず、絶対にしてはならないことが、ニキビを自分でつぶしてしまうことです。
ニキビをつぶして、中にたまった皮脂を出すことは、治したと考えるべきではありません。

特に指で押さえるなどしてつぶしたり、爪でひっかいてつぶすといったことはやめたほうがいいです。
それによって雑菌がその傷口に入り、化膿してさらにひどい状態になってしまうことが多くあるからです。

黄ニキビの跡が残らないようにするには?

また、自分で無理につぶすことによって皮膚に大きなダメージを与え、つぶした痕がその後もずっと残ってしまうことも珍しくありません。痕が残らなかったとしても、肌を荒らしてしまうことは避けられませんので、やめたほうがいいです。

自分でできる治療法としては、まずはその原因となることを改善することが一番でしょう。
ストレスがたまることをしない。
それが避けられない場合は、スポーツや趣味など何か打ちこめることを見つけて、ストレスをうまく発散させられる方法を考えて実践しましょう。

また、できるだけ規則正しい食生活と睡眠を十分にとることも、ニキビができる大きな原因であるホルモンバランスの崩れを防止することになるため、効果的な方法だといえるでしょう。

それらの生活習慣の改善のほかに自分でできることといえば、市販の治療薬を服用することや、スキンケア用品を使ってみることくらいでしょうか。

治療薬としては直接その部分に塗りつけるタイプのものや、洗顔料として使うもの、さらには飲むタイプのものまでいろいろあります。
ただ、特効薬といったものはなく、それ以上化膿することを抑えて自然治癒を促すといったものがほとんどです。

さらにビタミン剤などを服用して体内からの治癒力を高めるのもいい方法だと思います。
その他、洗顔オイルを使う方法もあります。

適度なオイルマッサージを施すことで、毛穴の中で固まった皮脂をやわらかくして、さらに温めたタオルなどを顔に当てて皮膚を蒸し、たまった皮脂を外に出しましょう。

ただ、長時間やりすぎたり、回数を多くしすぎると肌を傷めてしまうことになるので、十分に注意しましょう。